#06 – 殴りたい女

間もなく2025年の半分が終わるということを全く受け入れられていない。「シンデレラ城」に転居してきたのが、約半年前。新しい現場で働き出してから、間もなく4か月。時の流れの速さに明らかについていけていない自分がいる。あと数ヶ月で四十路を迎えるのだが、40代になったら一体どのくらいスピートがあがるのだろうか。恐怖でしかない。

「恐怖」と言えば、そろそろ市民税の納付書が郵送で届く時期だ。貯金が全くと言っていい程上手く行っていないので、どうやって税金分を捻出すればいいのか真面目に考えなければならない。前回投稿した記事を書いてから約2ヶ月経過するが、あれから「つくりおき」の頻度は減ったものの、残業が増えたこともあり、前月の外食費は3万円にのぼった。「倹約」というキーワードをあれだけ繰り返していたのに、この有様である。

そして、体重も減るどころか、顔が更に丸くなってきた気がする。もはや現状地球上で「最も球体に近い身体」を持つ人間なのではないだろうか。それくらい全身が丸い。後ろから押されたら、そのまま勢いよくコロコロ転がって行きそうである。
あと、早朝によく足をつる様になったのと、偏平足だからか足の裏と右膝が痛みだしたので、十数年ぶりにサロンパスを購入した。最近になって「もう若くはない。」ということをしみじみ感じる場面が増えた。前述の通り全身が丸い為、顔のしわはまだはっきりとは表れていないのだが、痩せたら痩せたで、今度はしわと向き合わなければならないのだろうか。「痩せてから考えろ。」と今にもツッコまれそうだが、足の裏と右膝の痛みは「痩せろ」のメッセージだと捉えて、少しずつ努力して行こうと思う。

先述の通り、新しい現場で働き始めてから間もなく4か月が経過するのだが、早速「殴りたい女」が現れた。広報課にいる女である。このブログを読んでくださっている心優しい皆様の勤め先にもこういうタイプの人間はいるだろうか。この「殴りたい女」の特徴としては、広報の仕事が属人化しているがために「私がいるから、この会社が回っている。」、「私がこの会社から居なくなったら、潰れちゃうよ?」とイキっている勘違いバカで、パソコンのタイピング・パソコンを閉じる音・モノを置く音・椅子をしまう音が無駄にデカい・うるさい、私がいる島に来て、私の隣に座る社員に人の悪口をコソコソ言う、「私今日は毒しか吐けないわ。」と、意味不明でどうでもいい宣言をする、かかとから歩かない、自分で発言して、自分で笑う。…こんなところだろうか。私からすれば、一生仲良くなれない人種である。

過去にいろんな現場で働いてきて、複数の「殴りたい女」と出逢ってきたが、こういうタイプの奴は大体は気弱なので、自分の身に危険が及ばなければ、適当な扱いで良いと思っている。幸いにも所属している部署が違うので、一緒に仕事をすることはないのだが、同じ部署の社員がそいつにとって「心の拠り所」なので、しょっちゅう自分の島を抜けては現れるのが実にウザいのだ。そいつが職場において、最もブチのめしたい女である。兎にも角にも、目障りで仕方ないのだ。

いつも昼食は必ずひとりでとる様にしているのだが、タイミングがあった時には、同じ派遣社員の別部署の方と一緒に食べることも時々ある。その方が、バツ2で私より年上に見えない程に可愛らしい顔立ちをしており、大学受験を控えた子どもがいる様には到底見えない程に若々しいので、顔を見るたびに「こんな可愛い顔だったら、もうちょっと明るい人生を送っていたのだろうか。」とつい考えてしまうのだが、その方が昨年殴りたい女から陰湿ないじめを受けて、部署異動となり、異動先の部署でも嫌がらせを受け、最近また別の部署へ異動となった。

派遣にしては非常に珍しいケースなのだが、その方の仕事ぶりが認められ、契約満了にはならかったものの、二度の部署異動を余儀なくされた。その方は元々殴りたい女と同じ広報課にいたのだが、女に無視をされたり、質問をすると適当にあしらわれたりと露骨な態度を取られ、別部署へ異動となったのだが、異動先の部署の社員が別タイプのサイコ女で、異動して間もなく嫌がらせを受ける様になった。そして、最近また別部署に異動となったのだ。

私は、その方から直接話を聞いていて、殴りたい女とサイコ女からの話は聞いていないので、現状中立的な立場でいる。殴りたいという思いは常々あるものの、その方の話を全て鵜呑みにはせず、少し距離を取るというのが私の昔からのスタイルである。話を聞けば、十中八九殴りたい女が悪いのだが「その方にも何某かの問題があったのでは?」という思いが拭えない。基本的に「いじめる方が悪い。」という考えでいるのだが、正直その方の言動に疑問符が浮かぶことも時々あるのだ。

ぶっちゃけ、その方もその方で、かなり自己中心的なタイプだと推察している。「私だけよければ、それで良い。」と考えているタイプの様に思えるのだ。例えば、この前テーブルが十数個あるテラスの様な広々とした休憩室があるのだか、そこで私とその方とで昼食をとっていた。その時に、殴りたい女の心の拠り所である私と同じ部署の社員(以下Sさん)の話になった。その方は、Sさんからも冷たい態度をとられていたと私に打ち明けてきた。私も正直なところ、やや苦手なタイプであるのだが、直属の上司にあたる方ではあるので、機嫌をとりながら上手く接するようにしている。その方は周囲に目もくれず、Sさんの悪口を言い続けるのだが、私はSさんに対して感じていることはあるものの、共有せず終始聞き手に回っていた。そして、話が終わる頃ふと右側を見ると、Sさんが近くで昼食をとっていることに気付いた。

私たちが食事を終えて席を立ち、エレベーターに乗ろうとホールで待っていた時に、私が「Sさん、近くにいましたね。聞こえてなければいいけど。」とその方に話した。そうすると、その方が「私はもう別部署なので、聞こえていようがいまいが、関係ないです。」と即座に私に返したのだ。

いやいやいやいや…私は未だに同じ部署だけど?アンタが悪口をペラペラ言いまくっていたせいで、万が一私もSさんの悪口を言っている様に見えていたら、どう責任をとってくれるの?つい、「ハァ?」と大音量で返してしまいそうになった。こういうところがあるので、その方の味方にはなれないと思っている。そういうところが嫌われるんじゃねぇの?あたかも「私には落ち度はないです。」と、私を見つければ意気揚々と自分が受けた被害について話しているけれど。別に殴りたい女の肩を持つつもりはさらさらないけれど、アンタも大概だよと思ってしまったのだ。アンタも私の「殴りたい女リスト」に加えられる寸前だよ?とつい口から出そうになったくらいである。

とにかく私は人間関係で揉めたくないと思っているので、最近は更に距離をとっている。こんなロクでもない連中がのさばる現場に来て、早4か月が経過しようとしているが、いつまで続けられるのだろうか。私は今まで自分から契約を更新しないと伝えたことは一度もない。契約満了となる時は、決まっていつも会社都合なのだが、今以上に面倒臭いことが起こる様であれば、自ら離れることも検討しなければならないと感じている。

今後「派遣社員を長年やっていて思うこと」について記事にしようと考えているのだが、派遣社員の良いところは「逃げやすい」という点である。いつ辞めても良いし、業務に関して責任が問われることはないので、そこが魅力的なポイントだと思っているのだが、基本的に私は子どもの頃から、嫌いなことでなければ物事が長く続くタイプではあるので、出来るだけ続けて行きたいという気持ちもある。今後、変な連中に絡まれないことを心の奥底から祈っている。人間関係のごたつきは、身内のことでもうお腹がいっぱいなのだ。頼む、面倒臭いことを持ち込まないでくれと祈りながら、毎日仕事をしている。誰か私を褒めてやってくれ。

過去にも「殴りたい女」は何人かいたのだが、そいつらに関しては別の記事で話そうと思う。私は今になっては人間関係で揉めるほど友人はいないし、父方の祖父母もこの世にいないので、昔と比べてはるかに幸せに暮らせているのだが、リアルタイムで人間関係に悩んでいる人も数多くいると思う。私が今まで遭遇して来た連中と、今頭を抱えて悩んでいる相手がマッチするかは分からないが、私がクソみたいな連中と関わっていた頃の話をすることで、誰かの何かの参考になればいいと密かに願っている。今回話をした「殴りたい女」と「殴りたい女候補」についても、何か新しいネタが舞い込んで来たら、迷うことなく記事に残すつもりだ。

このブログでは、私が自由に何でも好き勝手綴っているので、暇つぶしのお供にしてやって欲しい。笑える黒歴史ネタも悲しいことに豊富にあるので、今後記事にしたいと思う。

ここまで長々と書き綴ってしまったが、現状報告としては、ひとまずきちんと仕事に行っているし、シンデレラ城でのお一人様生活も継続できている。また時間がある時に、今回の様にどうしようもない話をしたいと思う。時間がある時に、また「シンデレラ城」に足を運んでほしい。

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